「水素豊富水」という概念自体、世界の他のどこでもなくここ日本で生まれたといえる。
その理由としては、日本が世界でも例外的な軟水国だからであり、そのため電気分解によって水を改良するという装置の開発が過去において可能であったためと考えられる(硬水の諸外国においては電解によって電極板の急速なメッキが進行するため機器の開発は不可能であった)。
水の電解によって陰極水と陽極水が生成されるが、このうち陰極水は溶存水素量が電解前の原水に比べて最高500倍に増加しているという事実が95年林によって初めて明らかにされた。すなわち「水素豊富水」の概念の誕生である。ところがその後、陰極水の中の水素は電解後速やかに失われてしまうことが分かった。というのも、水素は宇宙で最も軽い元素だからである。
そこでその欠点を克服するため、01年9月林によって新しい方法「水素発生ミネラル・スティック」が開発された。このスティックをボトルの中に常置している間は常に水素を豊富に含む水を作ることが可能となったのであるが、その原理は以下の化学式に基づいている。
Mg + 2H2O → Mg(OH)2 + H2 ↑
水素発生ミネラル・スティックは20×120mmの円筒状の形をしたプラスティック製容器の中にマグネシウム顆粒と天然石成分が封入されている。同スティックによって簡単、確実、格安に水素豊富水を作ることが可能となり、費用も1カ月当たり数百円という安価なものである。